分子プログラミング

−分子レベルの情報処理機構の設計論−

(領域番号 766 分子計算設計論)

領域代表者: 萩谷昌己

(東京大学・大学院情報理工学系研究科・教授)

「分子計算」は,生体分子が潜在的に持つ計算能力を分析し, それを利用して目的の機能や構造を合成することを目指す学問領域です. DNA,RNA,タンパク質等の生体分子の形態変化・自己会合・拡散・ 変異等の化学反応を活用して,並行並列・分散・自己組織化・ 進化等の情報処理機構を実現することを目標としています. 「分子プログラミング」とは, 分子計算の技術をさらに一歩進めるための, 分子計算に対するシステマティックな設計論のことを意味します. 本研究領域「分子プログラミング」は, 生体分子及びその化学反応を設計する過程をプログラミングとみなし, 計算モデルや計算量などの情報科学の技術を駆使して, 上述したような情報処理機構を実現するために, 生体分子およびその化学反応の設計論の確立を目指します.

研究期間: 平成14年度〜平成18年度

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